見どころがありすぎて、どこから見ればいいのか迷ってしまうほど観光スポットがあるイスタンブール。
そんなイスタンブールで絶対に抑えておきたい場所と、時間があれば行ってほしい場所をピックアップ!
イスタンブール3大観光地
まずは有名どころ
『スルタンアフメット・モスク』
通称ブルーモスクと呼ばれ、6本のミナレットが周囲を囲む壮大なモスクは日夜多くの観光客で大賑わい。
その美しい姿は一度では見飽きず何度も足を運びたくなるほど。
スルタンアフメット・モスクの前の広場は最高の写真スポットになってますが、場所によってはミナレットが4本、5本にしか見えないので6本見ることが出来る場所を探してみてくださいね。
次に『アヤソフィア』。場所はスルタンアフメット・モスクの向かいにあるのでまとめて観ておくのがおすすめ。
アヤソフィアはもともとはキリスト教の教会でしたが現在は博物館として開放されています。
イスタンブールの歴史の中でキリスト教の大聖堂からカトリック系の教会へと変わり、その後イスラム教のモスクとして使用されてきました。
イスラム教のモスクとして使われるようになり天井などに描かれていたイエスキリストなどの宗教画が漆喰で消されたのですが、現在ではアラビア文字が書かれた大きな円盤と一緒に天井の宗教画も見ることが出来るようになっています。
二つの宗教が混在している不思議な空間に立っていると、ふと自分がどこにいるのかわからなくなってしまいそうです。
そして見るのにすごく時間がかかる『トプカプ宮殿』。
ここは15世紀から18世紀頃までスルタン(王)が暮らした宮殿で、スルタンアフメット・モスクやアヤソフィアからは少し離れています。
スルタンが暮らした場所とあって、たくさんの部屋があり、迷路のような作りになっています。
現在は博物館として公開されており、オスマントルコ時代に集めれた秘宝なども見ることが出来ます。
また併設されたハレムにも入ることが出来、当時のハレムの様子を伺い知ることが出来ます。
ここでは音声ガイド(有料)を借りて、歩き回ると面白いかなと思います。
上記3つはツアーでも必ず組み込まれているイスタンブールに来たのなら絶対に見ておく場所です。
ではそれ以外のおすすめはというと。
周辺おすすめスポット
まず『スルタンアフメット・モスク』や『アヤソフィア』からすぐの場所にある『コンスタンティノープル競馬場』には、『テシオドス1世のオベリスク』なるものがあります。
このオベリスクはエジプトから運ばれたもので、3500年ほど前のものらしいです。
考古学好きにはたまらない、歴史の匂いがしませんか?
またこの近くにある『トルコ・イスラーム美術館』もおすすめです。
夏の暑い時期は涼むついでに行くのもいいですし、イスラームの美しい芸術品を見ることが出来ますよ。
さらに『地下宮殿』はぜひ行っておいてほしい場所です。
地下にあるためすごく涼しいですし、水面からのぞくひっくり返ったメデューサが不気味なんですよね。
トルコ7大ふしぎとも言われるメデューサはせっかくここまで来たのなら見ておきましょう。
ここにはカフェもあって、運が良ければ演奏会をしていることもあります。
ただ入り口が少しわかりにくいので、わからなければその周辺に観光客の方がたくさんいるので聞いてみてくださいね。
次に『ハセキ・ヒュッレム・スルタン・ハマム』も時間とお金があればおすすめです。
トルコといえばトルコ風呂と聞いたことがある人もいると思いますが、ハマムというのはトルコ独自のお風呂のことです。
日本の温泉のようなもの…とは違いますが、近いものですかね。
ハマムについてはまた別の記事でご紹介したいと思いますが、ここ『ヒュッレム・ハマム』はあのスレイマン1世の妻『ヒュッレム』の命により建てられたハマムです。
トルコ各地にハマムはたくさんありますが、ここのハマムは高級ハマムになりますので、予算に合わせてご利用ください。
最後に『トプカプ宮殿』のほうへ向かうと『国立考古学博物館』があります。
ここはとても広くて、また人もまばらなのでゆっくりと見たい方にはおすすめです。
館外にはカフェが併設されていて、少し喧騒を忘れてゆっくりと出来ますよ。
今回ご紹介した8つのスポットはどれも徒歩圏内ではありますが、一つ一つじっくり見ると時間がかかります。
時間に余裕があれば2日ほどで回られることをお勧めします。
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