去年から行われているAAAの紅一点、宇野実彩子ちゃんのライブもあとは名古屋と東京の3公演を残すのみ。
昨年の2月14日にソロ第一弾の『どうして恋してこんな』でソロデビューしてからもうすぐ1年。
グループの活動もあったし、ソロでも精力的に活動していて毎日目にしていたような気がするからすごく早く感じる。
AAAのグループファンでもあり、宇野実彩子のファンでもある私は、グループのライブはもちろん彼女のソロライブにも行ってきた。
初めて彼女のソロライブを見たのは昨年の10月21日。
京都で行われたライブで、同じくAAAファンの友人たちとランチをしてお茶をした後ドキドキしながら会場に入った。
席は2階席だったけど、遮る物もなく彼女の姿が肉眼でしっかりと見ることが出来、彼女の歌声が良く聞こえる場所だった。
会場が暗転し、彼女が見えた瞬間、こみ上げる感情に自分自身が驚いたことを覚えている。
この1,2年彼女はたくさん努力をして、いろんなものを超えてきたと思う。
大好きだった長い爪を短く切り、初めてのギターをその華奢な腕で支え、一人で舞台に立つ。
グループとして活動していくうえで抑えた声も、調和をするために努力した歌声も、苦手な運動も、すべて彼女の努力があって今がある。
彼女が一人舞台に立った時、そういう目には見えないけれど、彼女の努力がここまで導いたんだなと思うと感慨深くて、柄にもなく胸が熱くなった。
どんな曲でも彼女らしく歌い続け、彼女の作った歌詞が彼女を表現する。
胸の苦しくなるような恋もしてきたんだろう。
耳をふさぎたくなるような中傷も受けてきたんだろう。
何度も逃げたくなるような状況があっただろうし、なかなか立ち上がれないときもあっただろう。
そういういろんなことがあっただろうけど、彼女はそういうことを言葉にはしない。
ただ結果だけを私たちに見せてくれる。
彼女の歌声を聴いて、自然と涙が出た。
悲しかったわけじゃなくて、嬉しかった。
ここまで来れてよかったね。
こんな素敵なライブができるんだ。
この先彼女がどこへ行くのかは分からないけど、まだこの先も応援したいな、し続けたいな。
そう思った。
2回目に彼女を見たのは1月13日の大阪だった。
1度目はどの曲を聴いても、ただ胸がいっぱいになってしまって感動しっぱなしだったけど、2度目はもう少し曲を楽しむ余裕があった。
予習もしてきたし、どの曲も口ずさめるくらい耳に馴染んでいた。
ライブの数日前、UPされた『ヨルソラ』は特に好き。
切ない思いと強い思いが歌われていて、彼女らしい言葉が彩る。
本音を言えばもう一度、生でこの歌を聴きたい。
でも今回のライブにはもういけないから、ライブDVDが出るのを楽しみに待とうと思う。
彼女が歌い続けている限り、ずっと応援していきたい。
このライブツアーの最後は2月7日。
素敵な景色が見えるんだろうな。
どうか無事千秋楽をむかえられますように