田舎の空き家と同居の問題点

おはようございます。kikoです。

最近我が家ではよく空き家問題と同居問題について話をすることがあります。

それはなぜかというと、近所でも空き家がちらほら出てきたことと、高齢夫婦のみの世帯が多く、うちのように同居をしているおうちが少ないことから、今後ますます空き家が増えるだろうなという予想からでした。

うちのような田舎ではどの家も結構大きく、和風の家が多いです。

こういう立派な家ばかりなのですが、住んでいるのは二人暮らしの方がほとんど。

お子さんたちは皆外に出ていかれ、別の土地で暮らされている方がほとんどです。

これから20年もしたら、そういう家は空き家になるんだろうなと思うと、もったいないなと思うとともに、だからと言って、今の若い人達がわざわざ 戻ってきて同居するほど魅力もないだろうなと感じます。

どうすれば空き家にならず若い人に同居してもらえるのだろうか?

うちがある集落はその昔いくつかの本家から分家して家が増えたようなところで、皆さん遠い親戚だという方が多いのです。

なので他所から縁もゆかりもない方が入ってくるというのはなかなかハードルが高い集落です。

それを前提にこの集落の空き家問題の話を義父たち親世代とするとき、若い世代との考え方のギャップがあることに気づかされます。

同居は人間関係がうまくいけばしたくなるのか??

義父は子供たちが家を出ていき同居をしない理由に、人間関係が最も重要であると言います。

親が干渉しすぎず、ほどよい距離で付き合っていければ、同居はメリットが多いと思っているのです。

同居がうまくいかない原因は、人間関係だけなのでしょうか?

同居がうまくいかない理由は確かに人間関係が大きいとは思いますが 、人間関係がうまくいっているからこそ同居しないと言う人もいると思います。

同居をすることによってそれまでの関係が悪くなるということの方が多いかもしれません。

なので同居をするには人間関係も大事ですが、もっと別のことも大事だと思うのです。

例えば働き盛りの夫婦であれば、家事や育児の手助けや金銭的な援助があればそれは大きなメリットと言えます。

逆に親世帯も子供世帯が同居してくれることによって少しずつ体力が落ちてきて出来ないことが増えてもやってもらえたり、身近に頼れる人がいることへの安心感があると思います。

うちの場合ですと例えば電球の交換だとか重たい家具の移動だとかの日常生活においてのことだったり、介護の手続きや病院の付き添いなど出来ることをしています。

逆に義父には食費や光熱費などの金銭面を助けてもらっています。

ですから、同居をしたいと思ってもらうには人間関係だけではなく、その上でプラスαのことが必要だと思います。

それがいうなれば良い人間関係を継続させるコツなのかもしれません。

そういうメリットがなければ今の若い人は街での暮らしの方が便利ではないですか?

車が必要な地域であっても、車で5分でスーパーまで行けるのか、30分かかるのかでは全く違いますし、子供がいれば小学校まで徒歩どれくらいなのかとか職場までどれくらいの通勤時間なのかなどそういう日常生活に直結する物事が便利な方がいいのです。

そして田舎特有の近所付き合い。

これも若い人にとっては面倒くさいことの一つではないでしょうか?

消防団や自治会の集まり,婦人会。

月に何度かそういう集まりがあります。

私はまだ一度しか当たっていませんが、必要なのかなと思うことが多かったです。

また主人に関しては消防団にあたりましたが、働き盛りの30代が平日19時や20時に参加しなければならない訓練は実質参加など難しく、結局違約金みたいなものを(5万円ほど)払って抜けました。

これもなんだかなぁという感じです。

今はそれこそ定年後75歳くらいまでの方のほうが時間も体力もあるような気がするので、そういう時間に余裕のある方に参加してもらえる方がいいのになぁと思いました。

そういう若い人に無理をさせるような集まりも、田舎で暮らすことを躊躇させる要因の一つなのではないでしょうか。

また田舎独特の風習もあると思います。

うちのあたりはあまりありませんが、それでも、慣例的に今までこうだったからこうしようという頭の固いお年寄りがおります。

ほとんどの方が変えたいと思っていてもそういう年長者の意見が通りやすいのは田舎ならではでないでしょうか?

そういう無駄に思える慣例も若い人には受け入れられないことが多いように思います。

そういう古くて、多くの人が不便だと思っているような慣例がもっと簡単になっていけば田舎で暮らすのも悪くないなと思う人も増えるような気がします。

そういう習慣的な部分が変わっていくことと、メリットがなければ、よっぽどでなければ若い人はわざわざ親世帯と同居しようなんて思わないだろと思います。

そしてそういう部分が変わらない限り、同居する世帯は増えないだろうし、どんどんうちのような田舎の空き家は増えていくだろうなと思います。

まとめ

私が思うに空き家にしないために出来ることは、一つは親世帯との同居ですが、これにはメリット+αが必要だと思います。

ただ同居しましょうでは誰も同居したくはないだろうなということです。

また田舎ではまだまだ長男だから家を継ぐという考えがありますけど、これもお嫁さん次第だと思います。

夫婦で同居するメリットデメリットをよく見極めてほしいなと思います。

大体義父母の世話をすることになるのはお嫁さんなので、くれずれも旦那さんが先走りすぎて同居を一人で決めることだけはしないで欲しいなと思います。

これが一番、同居がうまくいかない原因だと思うので。

もちろん、同居はありがたいこともたくさんありますから、人によってはおすすめですが、それこそそれぞれの関係性やメリットデメリットときちんと向き合ったうえで始められることをお勧めします。

また同居が難しく、空き家になってしまった家に関していえば他所から人が住みたいと思ってもらえる環境作りが大切なのかなと思います。

例えば空き家になったとして、その空き家が月1万円くらいで借りれたり、永住してくれたらお祝い金を出すとか、子育て支援が行き届いていたりとかでもいいと思うのです。

畑や山を無料で貸すこともできるだろうし、こんな田舎ですけど外国人の受け入れをするのもいいと思います。

そうやって考えて行動している田舎もありますよね。

そういうところの成功例を見て、うちのような地方の田舎も行政が率先して動いてほしいです。

結局は今いる人たちがどこまで危機感を持っているかですよね。

10年後20年後、空き家が増えていけば、治安も悪化するかもしれないし、限界集落となりその後は消滅するかもしれない。

そういう未来を受け入れるのならばそれもいいし、

それじゃ嫌だと思うなら、今から少しずつ未来のために自分たちでできることを始めていかないとなと思います。

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