夫婦二人の老後、田舎でも2000万円必要なのか?

先月の年金問題を受けて、年金だけでは老後生活が困難であり、2000万以上の貯蓄が必要だということがクローズアップされてしばらく経ちますが、さて本当にどれくらいのお金があれば普段の生活が可能なのでしょうか。

以前に『田舎であれば国民年金だけで生活できるのか』という記事を書きましたが、そのときは国民年金だけでは無理だと言う結論になりました。

ではあとどれくらいあれば田舎でも生活が成り立つのでしょう。

今現在田舎で暮らす自分の生活をベースに考えていきたいなと思います。

基本の生活費-老後と想定して

住居費

まずは住居費ですね。我が家は持ち家なのですが、築年数が経てば経つほど、修繕費がかかってきます。

今年は白アリの被害もありそれだけで60万ほどかかりました。

その他キッチンリフォームなどもしましたので、数百万かかりました。(こちらはまだはっきりとした金額は出ていません)

そういう数年に一度の大きな修繕費のことを考えると持ち家だからと言って住居費が0円ということはありません。

ただ我が家の場合修繕費用は貯蓄で賄っています。

月にいくらという積み立てはしていません。

食費-目標3万5000円

食費は現在4人家族で大体月6万~8万くらいではないかと思います。

普段私が食事を作るのならば一日500円~1000円ですが、義父が作る場合は一日あたり2000円~3000円の食費となります。

老後二人の生活でとなると3万~4万円くらいに収めるつもりです。

うちの場合、田舎なのでご近所さんからお野菜を頂くことも多く、またお寺なのでお米も皆さんからいただいたもので年中足ります。

光熱費-目標5万円(冬季は7万円くらい)

我が家では光熱費は水道代・電気代・ガス代そして灯油代が必要です。

水道代は2000円から3000円、電気代は平均で3万~4万円、ガス代は4000円~5000円、灯油代は冬場だと月3万円くらいになります。

光熱費が結構かかりますね。

特に電気代は家が広いため普通の家庭以上にアンペアを上げてあります。

そのため基本料金が高いです。今後これを下げられるようにしたいとは思っているのですがどうなるやら。

あとは夏場は都会よりも涼しいためクーラーの使用期間は少ないです。大体8月のひと月くらいですかね。

冬場はエアコンよりもストーブの方が温まるためストーブを使っています。

お風呂は電気ではなく、灯油ですので、年中灯油代が数千円かかっています。

雑費-目標2万円

雑費にはいろんなものが入ります。

普段使うトイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などもそうですし、薬類、衣類なども入ります。

これは月に予算は2万円としています。

交際費-目標2万円

老後を想定すると月に2万円以内に収めたいと思います。

子供が小さいうちはいろいろ出費も重なるでしょうけど、自分たち夫婦のみになれば月に2,3回外食をしたり、ちょっとお出かけするくらいでいいかなと思います。

我が家は二人ともインドアなので、あまり普段から外出はしないので予算は低めにしてあります。

医療費-目標1万円

これも老後と仮定して、月に一度病院へかかることを思うと1万円ほど見ておきたいと思います。

後期高齢者になればもう少し下がるとは思いますが、大きな病気をした際はこれ以上に入院費などがかかってくると想定されます。

その部分は我が家は貯蓄で賄う予定です。

65歳以上であれば保険も未加入の予定です。

ガソリン代-目標2万5千円

田舎なので老後も車は所持していると思います。

もし70歳まで仕事をしているのならばその時点まで車は二台所有となり、ガソリン代が月に2万円~3万円くらいはかかってくると思います。

携帯代-目標4000円

携帯もたぶん老後も使っているでしょうね。

現在格安SIMを利用しているため主人と二人で4000円くらいです。

このままこれくらいの金額を維持していきたいと思います。

ちなみに機種は2~3年に1度くらい今は変えていますが、機種代はいつも2万円くらいです。機種に10万円とかかける必要はないと思っています。

我が家の場合機種は日本で使えるものを海外から購入しているので安く手に入ります。

固定電話・ネット回線-目標5000円

今後も固定電話があるという想定で。

ネットと電話回線で5000円くらい。

お小遣い-目標2万円

老後と思うと一人一万円もあればいいのではないかと思います。

足りない部分は貯蓄から出す予定です。

ここまでの夫婦二人の生活費の合計は189,000円

住居費・食費・光熱水費・雑費・交際費・医療費・ガソリン代・携帯代・固定電話・ネット代・お小遣いだけで19万円ほどでした。

多少オーバーすることも考えるとやはり20万円くらい月に使えるお金があるほうが安心するなと思います。

今現在で年金額を予想すると主人の年金額が月15万ほどで、私の国民年金が6万円ほど、合計月21万円くらいになるのかなと思いますがかなりぎりぎりです。

しかも、年金は社会保険料や税金が引かれるので、満額が手元に入ると言うわけではありません。

そのため実際は17万ほどしか手元に残らないと思われます。

これを踏まえると、この目標金額の設定では年金だけでの生活は難しいと思われます。

うちの場合削る努力をするのならまずは光熱水費です。

その他交際費やお小遣いなどを削るなども考える必要がありそうです。

その他の出費

医療保険など-65歳以上は未加入予定

医療保険は65歳くらいまでの安い掛け捨てを考えています。

生命保険は子供が大学を卒業する頃まで。

そのため65歳以上は保険は未加入予定です。

車の維持費-目標 年22万円

車の維持費は現在においてはボーナスを先取貯蓄しておいて払っているという感じです。

そのため老後はボーナスなどありませんから貯蓄から出すことになります。

だいたい車1台が乗用車、もう一台が軽自動車として年間22万円ほどかかります。

65歳以上になったときには1台にするなどしてコストダウンをしていきたいと考えています。

また車の買い替え時期も今から計画しており、今からであれば5回ほど車を購入することになりそうです。

そのための費用も貯蓄から出す予定です。

貯蓄

我が家では現在年間130万ほどの貯蓄ペースで貯蓄しています。

内容としては主人の財形貯蓄、私の定期貯蓄、そして確定年金idecoが主で、今後子供が生まれたら子供用に子供の学資用貯蓄をしていく予定です。

子供の学資用貯蓄は学資保険にするのか、NISAなど投資にするのかはまだ決めていませんが大学の学費分くらいを貯める予定です。

そして先取貯蓄の一部は車の維持費や家の修繕費、医療費、子供の高校までの学費に消えていく予定なので、貯金してはそれをまた使っていくという流れになると思います。

ですので、今貯めているものがすべて老後に残るわけではなく、子供が大学を卒業するまでは貯蓄で補填しつつ暮らしていくという感じになると思います。

老後のお金

では老後のお金はどうするかというと、やはり年金が中心で足らない部分を退職金とそれまでに貯めた残りのお金を使っていくということになりそうです。

子供が大学を卒業したあとは家計はだいぶ縮小されるので、年金生活に入るまでの数年でもう少し貯蓄を増やすことが重要です。

その後は主人の企業年金と国民年金、私の年金で収まるような暮らしをしていく必要があります。

しかし上記で見たように今の目標金額であれば年金だけで普段の暮らしを維持するのは厳しそうです。

実際貯蓄が0になることはないと思いますが、そうならないように家族の変化に合わせてさらに家計をサイズダウンしていく必要があることがわかります。

もしうまくサイズダウンが出来ないようであれば、常日頃から貯蓄を切り崩していかなくてはいけません。

それではいくつまで生きるかわからない中かなり不安です。

さらに上記の目標は普段の生活のことであり、家の修繕費、医療費、車の維持費、またお葬式代などの冠婚葬祭費用はそこに含んでいません。

この部分を考えると確かに年金以外に2000万円以上必要というのに当てはまるのかもしれません。

老後資金は2000万必要なのか

老後のことを考えたとき、年間いくらくらいマイナスになるのかを想像するとある程度自分が平均寿命を生きると仮定すればその金額が見えてきます。

手取り17万円ほどの我が家の年金では、生活費が月20万ほど暮らしにかかると仮定するならば月3万円のマイナスです。

これが一年で36万円。

68歳から年金がもらえると仮定して、男性85歳、女性90歳まで生きるとしたら、夫婦で生活する期間はだいたい17年です。

17年間の赤字が612万円、男性のほうが寿命が短いのでその後自分だけになったらさらに年金は減り、赤字が増えることが予想されます。

またもし、介護が必要になった場合、施設に入るなどで今まで以上にお金がかかるとなると、赤字はもっと膨らみます。

やはりそういうことを考えると夫婦で最低2000万円ほどの貯蓄があると安心だなと思います。

その貯蓄の中には先に述べた葬式代や家の修繕費なども含みます。

まとめ

こうやって見ていくと、どれだけサイズダウンしても田舎だからといってもある程度人がそれなりに暮らすのにはお金がかかるなと感じます。

今想像される年金の話は、今後もっと極端に減るかもしれないし、開始の時期が遅れるかもしれない。

そういう不安が常にあるため、こうやってシミュレーションするのはあまり意味がないことなのかもしれません。

ですがやはり思うのは今から少しずつでも貯蓄をしていかなければならないということ。

我が家は30代後半にして第一子を妊娠中ですが、この子が大学を卒業するころには主人も私も60代です。

たぶん働き方も変わり、65歳でも正社員として働いている社会になっているかもしれませんが、それに伴い年金の受給は遅れていることでしょう。

そのため子育てがひと段落したからと言ってお金を貯める期間が増えるわけでもないし、貯蓄は思うように出来ないだろうなと思います。

特に私たちの世代は支給年齢がいつからになるのかわかりませんし、支給額も減ると予想されます。

なおさら私たちは現役時代にある程度自分で貯蓄をしておく必要があると思います。

また都会で暮らすとなるとさらに生活費がかかりそうなので2000万以上必要と言われるのはあながち間違いではないと思います。

田舎でさえ、普通に生きていくのに2000万円ほどなければ安心できません。

その金額を作るのはなかなか容易ではないですが、30代であればまだ30年以上時間があるので、それに向けて何か取り組めるのではないかなと思います。

結局地道にコツコツしていくのが一番いいのかなと思います。

特に先取貯蓄をしていない人は、給料が入った日に勝手に引き落とされる財形貯蓄などを利用すると勝手に溜まっていくのでお勧めです。

これはいますぐ始められる一つの効果的な取り組みだと思います。

最後に

今後子供の教育費などがかかったり、医療費や修繕費など予想外のことも想定されるのでどうなるかわかりませんが、年間100万以上の貯蓄ペースを維持できるように、現在専業主婦の自分の働き方も含めていろいろ変えていく必要があるなと感じました。

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