5日目のこの日はスィルケジ駅から昨年開通したばかりのマルマライに乗ってアジアサイドにある『ウスキュダル』へ。
以前訪れたときはまだ工事中で完成していなかったマルマライに初乗車。
どこまで下りるのだろうというくらい長いエスカレーターに乗って地下へ。ホームには建設中に発掘された遺跡や遺物の写真が飾られていた。

海の下を通るマルマライに乗り、ウスキュダルの街へあっという間についた。
ウスキュダルの街はこじんまりとしていて可愛いくて、空はあいにくの曇り空だけど、どんな天気でみてもジャミィはいつも素晴らしい。


小さな街だからぐるっとゆっくり歩いてみる。
トルコ人が愛してやまないトルコのパンが並んだパン屋さん。
海が近いからか新鮮な魚がたくさん置いてあるお魚屋さん。


美味しそうな果物に大きなカボチャが目を引く八百屋さん。
トルコの朝食に欠かせないチーズ屋さん。

入り口にドライフラワーのようなものが吊るされた薬屋さん。
そして、この街でもたくさんの猫とわんこに出会った。
トルコの人々の暮らしが凝縮したような、そんな街がここなのかもしれない。
一通り、街をふらふら歩き回り、おなかがすいてきたので魚屋さんの横にあったレストランでランチを食べることにする。

ここにきて、やっとお魚にありつけた!
イスタンブールは海が近くて魚屋さんも多いけれど、レストランではやはり肉料理が中心。
なので、なかなか今まで食べる機会がなかったけれど、せっかくここまで来たのだからとサーモンのグリルをいただくことに。
とても大きくて、美味しかった!
ランチを堪能した後はまた街を散策。
ウスキュダルは骨董品を扱うお店もたくさんあるので、午後からは骨董品店巡り。
小さなお店の中にガラクタのようにも見えるいろんなものが所狭しと並んでいる。
日本のアンティークショップに比べると雑多で、雪崩をおこしそうな展示方法(笑)
いったい何が価値がある物なのかわからないけれど、小さな銅のカップを購入。
部屋に飾ろうかと思っている。
お店の人と写真を撮ったり、チャイをご馳走になったりして楽しんだ後、『乙女の塔』へ。

天気がイマイチだったから、ちょっと寂し気だけど、これが乙女の塔。
乙女の塔の周りをたくさんのカモメが飛んでいる。
船で渡れるらしいが、今回は対岸からのみ眺めるに留めた。
その後また電車に乗り、旧市街へと戻ってきた。
この日もホテルへの帰り道、グランドバザールをのぞく。
このルートが毎日の日課になりつつある。

この日は珍しく夕ご飯も食べた。
トルコのピデは本当に美味しくて好き!
一緒にアイランを頂いて、この日もまた早めの就寝。
