リフォーム業者を使わずに古いブロックキッチンの台所をリフォームする③

こんにちは、kikoです。

kiko
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今回は我が家が行ったキッチンリフォーム『リフォーム開始から完了まで』について書いていきたいと思います。

今回は画像をたくさん使ってみていきます。

そして今回で『リフォーム業者を使わずに古いブロックキッチンの台所をリフォームする』は3回目となり、最後になります。

前回までの記事はこちら↓

リフォーム業者を使わずに古いブロックキッチンの台所をリフォームする① リフォーム業者を使わずに古いブロックキッチンの台所をリフォームする②

目次

  1. キッチンをリフォームするために準備すること
    • 何がどう不満なのか現状の問題点を把握
    • 改善したい箇所、新たに欲しい機能や維持したいものを書き出す
    • リフォームする場所、範囲を決める
    • 自分なりに予算を付ける…
    • ここまでのまとめ
  2. キッチンリフォームの構想
    • キッチンリフォームのイメージを膨らませる
    • 理想のオーダーキッチンを造ってくれるメーカーを探す
    • 部屋全体のイメージを決める
    • リフォームの手配:自分で大工さんとやり取りする。
  3. リフォーム開始から完了まで👈今回はココ
    • キッチンの片付け(撤去できるように準備する)
    • キッチンの撤去~内装工事
    • オーダーキッチンの搬入・組み立て
    • キッチンの完成
    • リフォームを振り返って

リフォーム開始から完了まで

キッチンの片付け(撤去できるように準備する)

まずはキッチンが撤去できるように準備です。

この上記左側の状態のキッチンを右側の状態へ片付けていきます。画像では見切れていますが手前に食器棚と冷蔵庫が2台あります。

上の吊り下げ棚にはどこもかしこも長いこと使われていなかっただろういろんなものが詰まっていました。

また床下収納があり、そこには錆びついた瓶や缶がたくさん入っていました。

自力でやる唯一の仕事ですが途方もない量です。要るもの、要らないものに分けて、要るものを工事の間土間のキッチンを使うのでそちらへ移し、要らないものはある程度仕訳をしながら外に放り出していきます。

これを妊娠中の私が一人でやるのは無理なので、主人と実家の母に手伝ってもらいながらゴールデンウイークに4日間くらいかけてものすごい量のものを片付けました。

ゴールデンウイークが明けるとすぐ大工さんが入っての作業が始まりました。

なんとか片付けが間に合ってよかったです。

キッチンの撤去~内装工事

下の写真はキッチン撤去中の画像です。

まずは既存のキッチンを壊し、壁や天井、床も剥がしてもらいます。キッチンを壊して撤去する作業が一番大変そうでした。

いったんすべてが無くなると、床を貼る前に配管などを新しい場所に設置してもらわないといけないためガス屋さんと水道屋さんが来て作業をしてくれました。

そしてまた大工仕事が始まります。

床を貼るとき隣の部屋と台所に段差があったので床の高さを合わせてもらいました。

我が家の大工さんは80歳目前の方で毎日お一人で黙々と作業をされていました。

以前はうちの新築部分をほぼ一人で建ててくれたり、お寺の修繕などもいつもやっていただいていて、昔からお世話になっている方です。高齢ですが、重たそうな木材や合板も一人で運んでこられます。

朝から晩まで一人で作業され、5月末にはクロスが貼れるまでになりました。大工仕事はほぼこれで終了です。

オーダーキッチンの関係で少し日が空いて、7月に入ってから選んだクロスを内装業者さんが貼りに来てくれました。

床、天井、壁のほとんどが出来上がっています。

画像正面の壁紙が貼られていない場所には家具屋さんに貼っていただくキッチンパネルがオーダーキッチンの納品前に貼られる予定です。

この時期には電気工事も完了し、オーダーで頼んだ扉なども搬入され、照明器具も設置しました。

そして8月半ば待ちに待ったオーダーキッチンがやってきました。

オーダーキッチンの搬入・組み立て

完成キッチン。映っていませんが同じ色味の食器棚もあります。

大きなキッチンは3つに分解された状態で中で組み立てられます。コンロにシンク部分、そしてカウンター部分が運び込まれ、コの字型のステンレスシンクが3人がかかりで運ばれて上に載せられました。

そして、別で購入していたガスコンロが設置されます。換気扇は後日ガス屋さんが付けてくれました。

キッチン完成

今回オーダーキッチンと同じ素材で作っていただいた食器棚も設置していただきました。

それらがすべて入った後新しくした冷蔵庫や家電を入れ、ダイニングテーブルなども設置し、すべて終わってキッチンを使って食事したのはそれから2日後でした。

今回のまとめとしてオーダーキッチンリフォームの流れは以下になります。

今回のまとめ
  1. 2020年12月頃に造作キッチンをお願いするメーカーさんを見つける
  2. 2021年1月頃造作キッチンの打ち合わせを始める
  3. 2021年2月頃大工さんにリフォームしたいことを伝える
  4. 2021年5月頃既存キッチンの撤去後、壁・床・天井の大工仕事と配管工事、電気工事を行う
  5. 2021年7月内装リフォーム(壁紙をはってもらう)
  6. 2021年8月中旬造作キッチン搬入・完了

リフォームを振り返って

さて、長くなりましたが構想期間2年、リフォーム期間半年ほどのキッチンリフォームが終わりました。

ふり返れば、やっている最中はあれどうするの?ここどうするの?という箇所が何か所も出てきたり、私の段取りの悪さで途中リフォームが止まってしまい時間がかかったりということもありました。

今回の件でプロが書いた仕様書ってすごく大事だなと感じましたし、自分が現場で指示を出すしかないため勉強になったこともたくさんありました。

色々反省点はありますが、自分で一から考えたキッチンを今気持ちよく使えていると思うと、あの時やってよかったなと本当に思います。

うちのような古いおうちの台所も、きっといろんなやり方があると思います。

古いものを残してやれる方法もあるだろうし、もっとDIY的にやれる方法もあるだろうし、どれが正解という話でもないので、自分が納得できる方法が見つかればいいのかなと思います。

今回、我が家のようにリフォーム業者さんに頼まず自分たちで手配するというやり方もあるので、それが誰かの一つの例になればいいなと思います。

また完成した後になっていろいろ、もっとこうしておけばよかったなという箇所は必ず出てきます。

うちの場合もコンセントの位置が悪かったり、エアコンを後付けにしてしまったためさらに費用がかかったり、食器棚に内蔵してもらったライトのスイッチが逆のほうが使いやすかったり、扉を付けなかった収納か所に扉が欲しいなと感じたり。使っていくうちに気づくことってたくさんあります。

最初予定していた場所に違うものを収納するほうが使いやすかったり、思ったよりも断捨離が出来たため収納するスペースがあまったりと嬉しい誤算もありました。

そんな反省点もよかった点も踏まえて、リフォームの感想としては満足の一言です。そして反省点は次回、どこかをリフォームする際に役立てたいなと思っています。その時は大満足だと言いたいです。

最後にオーダーキッチン以外のリフォーム費用は大工仕事代、材料費、大工さんにご紹介いただいた内装工事費とガス工事費、電気工事費、水道工事費などです。

費用に関してはまた改めてUPする予定としています。

新しいキッチンについて詳しく書いた記事はこちら↓

我が家のオーダーキッチン-U字型のキッチンを詳しくご紹介