こんにちは、kikoです。
今回は2019年に行ったキッチンリフォームの費用について公開したいと思います。
キッチンのリフォームっていくらかかるの?
私がキッチンのリフォームを考えた当初、最初に悩んだのがいったいどれくらいで我が家のキッチンリフォームが出来るのだろうということ。
ネットではいろいろリフォームの相場というのが出ていますが、我が家のような古い2世帯住宅の例はあまりなく、実際にいくらくらいの費用がかかるのか、いくら用意しておくべきなのかがわかりませんでした。
そのため、なかなかリフォームに踏み切れなかったということもあります。
もし、古いおうちのキッチンでリフォームに悩んでいる方がいたら、少しでも参考になればいいなと思い、今回費用を公開することにしました。
我が家のような古いおうちの昔ながらのお勝手をリフォームしたいという方の参考になれば嬉しいです。
キッチンリフォームの費用内訳
キッチンリフォームの費用は大きく分けて3つになります。
キッチン本体の費用、内装工事費、そしてキッチンに入れる設備費用です。
そのほか追加工事費や後から購入した備品などもありますが、それはキッチンリフォーム費には含んでいません。
キッチン本体代の内容
我が家の場合、キッチンはU字型(コの字)オーダーキッチンで、シンクとコンロが2台ずつあります。シンクと作業台の足元は足が悪い義父のためオープンタイプで椅子に座って作業が出来るようになっています。
カウンター、シンク上に付けた収納棚2台とシンク2台はキッチン本体代に入っています。(ガステーブルは含みません)
キッチンの高さは850㎜、奥行きは600mm。
この写真には映っていませんが、キッチンと同じ素材で作ってもらったワゴンが3台あります。
それらを合わせて約330万円ほどでした。(税込み)
※キッチン、棚に関しては下記記事で写真付きで載せています。
我が家のオーダーキッチン-U字型のキッチンを詳しくご紹介内装工事費の内容
内装工事は既存のキッチンの撤去費用、床や壁の解体費用、配管工事、電気工事、ガス工事、新しい床や壁・天井の大工仕事費用、クロス代などが含まれます。
我が家の場合、シンクが二台あるため配管工事が2か所、また天井にダクトレールを2か所埋め込んでもらったため若干費用が高めになっています。
そのほかキッチンの床を13センチほど下げてもらい、隣の部屋との段差を解消しました。
また天井が高いので、レンジフードをつける壁の面を下げてもらうなどの工事がありました。
既存のキッチンも古く、大きかったため撤去してもらうのに少々お値段がかかったかもしれません。
費用の内訳は大工工事約120万、配管工事35万、電気工事25万、ガス工事10万です。(大工工事と配管工事の中に撤去費用と解体費用が含まれています。)
工事費の合計は約190万円ほどでした。(税込み)
設備費用の内容
設備費用は多岐に渡ります。
内容としてはビルトインコンロ2台、レンジフード2台、照明器具、ダイニングテーブルセット、食器棚、水栓2台、冷蔵庫、室内ドア2か所、キッチン本体などにつける取っ手、椅子などです。
ネットで買うよりもお得に購入できたのが、普段うちが契約しているガス屋さんでお願いしたビルトインコンロとレンジフードです。
ビルトインコンロは2台ともリンナイのLisseです。(750mm )
レンジフードはリンナイのTLRシリーズのもので900㎜のものを二つ並べて付けています。
この二つはネット価格よりもだいぶお安く買えたので、もし購入を考えている方がいたらお近くのガス屋さんに一度見積もりをお願いするのをお勧めします。
ビルトインコンロに関しての記事はこちら↓
オーダーキッチンに合わせて選んだビルトインコンロ:リンナイガスコンロLiSSeの使い心地レポそのほかのものもほとんどをネットで購入しました。
冷蔵庫だけは近くの家電屋さんで購入しましたが、営業に来ていたメーカーの方と交渉できたのでこちらもネットで購入するよりもお得に購入することができました。
冷蔵庫についての記事はこちらから
キッチンをオーダーした家具屋さんに作ってもらった食器棚は35万円ほどでした。(サイズW1500×D600×H850)
室内ドアを二か所新調しましたがこちらは既存の寸法では入らなかったためオーダー商品となりました。だいたい一つ55000円ほど。
設備費用の合計は100万円ほどです。(税込み)
キッチンリフォーム費用に掛かった合計金額
上記のキッチン本体代・税込み330万、内装工事費・税込み190万、設備費用・税込み100万を合わせると合計約620万ほどになりました。
当初考えていた予算に対して120万円ほどオーバーです。
反省点
当初予定していた以上に費用がかかってしまったのは、私の工事費などの見積もりが甘かったことです。
なかなか大工工事がいくらだとか水道工事がいくらだとは素人にはわからないので、我が家の場合のように大工さんに直接お願いする場合は見積もりの前にお話が行く場合が多く、金額は結構後回しになりがちです。
工事を始める直前に見積もりがでてくるため、予算に合わせてどこかを削るというよりもそれに合わせて追加の予算を用意するという感じで今回は行いました。
そのほか、設備費用が当初思っていたよりもかかってしまいました。
やはりキッチンを綺麗にするのだからという欲がでてしまい、照明器具やダイニングテーブル、冷蔵庫なども新調してしまいました。
一応予算を決めていましたが、少々オーバーしてもいいやとなってしまったものが塵も積もったかなという感じです。
そのほか、ここの設備費には含んでいませんが、その後購入したキッチン備品費用も結構嵩みました。
例としてはエアコンやオーブンレンジ、そして家族みんなで共有できるPCスケジュールなどです。
今回のことでリフォームをする際、予備費を念頭に置いておいたほうがいいなと感じました。
古い家のキッチンをリフォームすること
我が家のキッチンは築30年ほどのキッチンでした。
義祖父母と義父母が30年使ってきただけあって年季があり、今のキッチンに比べると導線なんて考えられていない使いづらいキッチン。
もともと物が捨てられないため込み気質の義実家なので、キッチンには使わないものが常にたくさんあり、それが私にはすごくストレスでした。
決して私がものすごい綺麗好きというわけではないですが、視覚に入るものが常に多いというのは地味にストレスになりやすく、また片付けても片付けてもきれいにならないキッチンにいら立ちが募ることもありました。
そんなキッチンをリフォームすることができて、今いろんなストレスから解放されています。
掃除に対しても考え方が変わったのか汚れが蓄積される前に日々こまごまと掃除しようという気持ちになるし、これだけお金をかけたのだから大切に使いたいと思う気持ちが自然と沸いてくるため、今までのあの騒然としたキッチンが嘘のようにキッチンを綺麗な状態で使うことができています。
やはりすっきりしたキッチンで料理をする時間は楽しいし、音楽を聴いてのんびり過ごす時間もPC作業をする時間もいつの間にキッチンが中心となっています。
キッチンという場所が今自分の一番の場所になっているので、私はキッチンをリフォームしてよかったなと思います。
我が家のように古いキッチンで悩んでいる方がもしいたら、キッチンは少しでも手を入れて少しでも快適な空間づくりをされることをお勧めします。
それだけで普段の生活が一段と楽しくなります。